大学生日記

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大学生の日常17「嫌われる勇気を読んでみた」

どうも!けいです。

今回は前回お話ししたことと関係している原因自分論と似ているお話をしていきたいと思います。嫌われる勇気とはまずどういうストーリーなのかといいますとざっくりいうと幸福に生きるための考え方です。

その3つの元があります。それは

1,人は変われる

2,世界はシンプル

3,誰もが幸せになれる

これはなかなかむずかしいんじゃないかと思う人が多いです。私も読むまではずっと思ってました。では、一つずつ解消していきたいと思います。

1,”トラウマなんてない"だから人は変われるんだ。

アドラーはこう言います。皆は過去、トラウマが原因で今があると思う原因論を持っている。だが本当は今のままが楽だから過去、トラウマを利用している。

 例えば、彼女に浮気され一年前に別れた男性がいたとしよう。その男性はショックで彼女を作ることができないと言っている。アドラーから言わせれば、彼女ができない理由を浮気されたショックを理由にしているだけに過ぎない。もし彼女ができてまた浮気されたら自尊心がまた傷つけられるのが怖いため彼女を作ろうとしてないのだ。彼女をほしいと言っておきながら、心の中では彼女を作ろうとしていないのだ。

ここからわかるように、トラウマ、過去、または劣等感、怒りもすべて言い訳のための自分の道具に過ぎない。成功できない言い訳を無意識的にこの道具のせいにしていた。

だから、実際はトラウマなんて物はなく、実際に人は変われるのだ!

 

2,”あなたの課題は思った以上に少ない”だから世界はシンプルだよ

これは前にも言ったように課題の分離についてのお話である。まず前提として

すべての悩みの根源は対人相手にあるとアドラーはいう。確かにそうだろう。

仕事の悩みはまさにそれだし、お金の問題だって人と比べるから悩んでしまう。人がいなければお金などない話だし。

それで、課題の分離について説明をしていく。今ある課題を自分の課題なのか他人の課題なのかを分離していくと言うことである。この行為を行えば自分がやるべきことが明確になり、世界がシンプルに見えてくる。では、方法について説明しよう。「選択した行動を起こした結末は最終的に引き受けるのは誰か。」ということである。その分離の原理原則として他人に干渉してはいけないし、干渉されてもいけないという。ということはこう言えるのである。褒めることは禁止であり、褒められることも禁止である。そうアドラーは学校教育の賞罰教育を全否定しているのである。

賞罰教育がもたらすものは承認欲求を満たすということである。承認欲求を満たすと言うことは相手の喜ぶことをしないといけない。つまり、自分の行動を他人が決めると言うことにつながる。それはあまりにも自由がない。だから賞罰教育はだめなのだ。

また、自分が相手を褒めると言うことは能力的に下にみて、相手の課題に干渉しようとしているということだ。これは相手にとっても不自由だし、自分にとっても時間の無駄である。だから、褒める褒められるというのは縦の関係として捉えることができる。

縦があれば横がある。横の関係とはアドラーが進める関係である。それは人はそれぞれ違うがみな対等であると考えること。性別、年齢、身分関係なしに一人間としてみる。そうすれば、褒める褒められることはなく、感謝という気持ちが出てくる。これがアドラーの推すポイントである。結論まとめると、「嫌われる勇気を持って自由に動いてホメを禁止にして感謝だけをしていればいい」といっている。

この行為はいかにも。シンプルである

3,”幸福とは仲間に貢献できているといる感覚である”だから誰もが幸せになれるんだ

また禁止事項として競争を禁止している。なぜならば仲間だと思っていても勝ち負けがつくと敵に豹変してしまう。これでもし負けたとなれば自分には価値がないと考えてしまう。

だから、必要なことは3つ。

1,自己受容→自分は自分なんだと認めるべし。自分は60点なら60点でいい。自己肯定感で100点にしなくていい。認めることが大事なんだ。

これは自分が普通である凡人であると悩む方もいるかもしれない。だがしかし、普通であることの勇気もまた大事なのだ。存在レベルでいるだけで皆を幸せにしているというマインドを作る。

2,他者信頼→無条件に信じろ。信じた人が裏切るかはその人が決めること

自分のできることをするしかない。

3,他者貢献→この二つのマインドを使って他人がしてほしいことを遂行するだけ。

それだけで人は幸せになるのだ。確かにひとは何かされるとうれしい。料理を作ってくれるとうれしい。運転してくれてうれしいなどなど。

でも、それだけで人は。幸せになるのである

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